東大セミナー 久喜校

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2021/11/11ブログ

子どもとの接し方

朝晩冷え込む日が増えてまいりましたが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。

東セミでは、保護者会や保護者面談の度にお子様との接し方や声のかけ方等をアドバイスをさせていただいております。

ですが、やはり我が子となると本当にむずかしい!

今、上の子が小学2年生なのですが、先日少年野球チームに入りました。私も学生時代野球に打ち込んでいましたので、どうしても技術的にたくさんアドバイスをしたくなります。

しかし、これがなかなかうまくいきません。素直に言うことを聞いてくれなかったり、不貞腐れたり・・・。

これは勉強でも同じですね。心配で、もっとこうした方がいいと思うから声をかけるのに、「わかってるよ」とか「今からやるよ」とか言われたりします。

「今からやろうと思っていたのに、やる気をなくした」なんて言われることもしばしば・・・。

どうしたらいいんだろうと、途方に暮れてしまいます。

しかし、どんなに言葉が届かなくても、どんなに冷たくされても、ここは辛抱です!言葉をかけることも必要ですが、是非、一緒に楽しんでみてください。

今私が心がけていることは、「誰よりも楽しそうに野球をすること」です。

素振りをしなさい!と言うだけではなく、子どもの前で、あれこれブツブツ言いながら楽しそうに素振りをします。

すると、子どもも真似して素振りをしてくれるようになりました!

勉強も同じです。勉強の仕方を、工夫の仕方を、試行錯誤している様子を、積極的に子どもに見せてあげてください。

子どもの勉強に、一緒に取り組んでみるのも良いと思います。

「お父さんはもう忘れちゃったから」→「授業でやったけど忘れた」

「お母さんは理科が苦手だったから」→「私は英語が苦手だから」

「仕事が忙しいから」→「部活が忙しいから」

言い訳は、大人も子どもも全く同じです。勉強は子どもだけの問題と思わず、是非一緒に取り組んであげてください。それは中学生でもです。

逆に、「なんでこんな問題もわからないんだ」とか、「お父さんは昔英語が得意だったのに」というような言葉はご法度です。

昔はよく、子どもは親の言うことを聞いて当たり前という言葉を耳にしました。

でも、それは違うと思います。子どもだって、一人の立派な人格です。ですから、親の気持ちを受け入れてもらう前に、子どもの気持ちを受け入れてあげてください。

そこから、すべては良い方向に動き出すはずです。

今日の文章は、自分に対しての戒めの意味も込めて書かせていただきました!

よし!また週末は、子どもより野球を楽しんでやろう!(^^)

校長 島根 大輔

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