iPhoneにはスクリーンタイムという、子供たちが安全にスマホを使用するにあたり親が管理するための便利なツールがあります。一日どのくらいスマホを使っているのか、どのソフトに何時間使っているのかなどがすぐにわかります。
コロナによって、休校措置が取られる前までの中学生の一日平均使用時間は約2時間と言われていました。
さすがに親の目の前で2時間もスマホをいじる子供はいないと思うので、親に内緒で見る時間が2時間なのでしょう。
あるサイトによると、一日平均1時間使用している生徒は成績が伸びているという面白い報告がありました。
多く使ってもダメ、全く使わないのもダメという結果です。
私は、子供のスマホ使用はあまり良いとは思っていませんが、今やスマホが無くては生活できない時代なので、子供のうちからある程度の使用を認めざるを得なくなっていると、時代の波に押されています。
今回何故、スクリーンタイムの話をしたかというと、中間テスト前の何人かの生徒に、このスクリーンタイムを見せてもらったのです。
中1男子 1週間の平均4時間
中1女子 1週間の平均5時間
中3女子 1週間の平均6時間半
たった三人の結果なのですが、この三人、とにかく真面目な生徒です。思わず「えっ!」と叫んでしまいました。
こんなに使っているものなのか。それともこれが普通なのか。現在調査中の為、何とも言えませんが、おそらく・・・
コロナによって休校措置がとられ、自宅待機していた子供たちはスマホを使用する時間が増え、それが日常化したのではないかと推測しました。
そういえば、子供たちはテレビよりYouTubeを見ていると聞いています。結果、子供たちのテレビ離れが進んでいると。
ここ最近人気ユーチューバーの出演が急激に増えてきたことを思うと合点の行くところです。
子供たちの成績を上げるために日々努力をしていますが、スマホとの闘い、これから長く続く予感がします。
投稿者: 網代 浩
コロナ世代の子供たち
新型コロナが流行する中、子供たちは一生懸命勉強に励んでいます。
昔の子供に比べて今の子供はなんて、よく聞かれましたが、特に今年の子供たちは私が知る中で一番大変なのではないでしょうか。
ある中学校では、今年の3月に予定されていた期末テストが無くなりました。何週間も前からテスト対策を私と一緒にしていたのですが。私の知る限り、一番と言っていいほどその子は頑張っていました。「次のテスト頑張ろうね」と励ましました。
で、次のテスト。学校が急遽、休校となり期末テストが延期されました。
で、その延期されたテストがまたまた延期。
これでは子供のモチベーションが保てません。でも、一生懸命努力を続けてくれました。本当に子どもは偉いですね。
明日テストだよ。あっ中止ね。来週テストだよ。またまた中止ね。私なら耐えられませんね。とても辛抱強いという意味で何年か経って「コロナ世代」なんて言葉が出来るかもしれません。この状況を乗り切った子供たちが、これからの未来を支えるのだと考えると、とてもワクワクします。
頑張れ、子供たち。