こんにちは。東進栃木境町校です。

隔週で医学的なトピックをお伝えして4回目になりました。

本日は身近な風邪の話をしたいと思います。

 

みなさんは風邪といえば、どのような症状を思い浮かべますか？

せき、鼻水、頭痛、発熱…

かなり多くの症状がありますね。

このような症状を引き起こす風邪は主に「ウイルス」によるものです。

（ちなみに風邪をひくと抗生剤を飲むといいといわれていますが、これは誤りで抗生剤は細菌をやっつけるものであって、ウイルスには効かないので注意してください！！）

 

ところで風邪はなぜ何度もひくのでしょうか。

ウイルスに対抗するための抗体は仕事してないのかと思いますよね。

（※抗体はウイルスをやっつけるために生物の体内で作られる物質で、1種類のウイルスに対して抗体が1種類作られます。つまり、ウイルスに感染するたびに抗体はできます。）

何度も風邪にかかる理由は、風邪を引き起こすウイルスの種類がたくさんあるからなのです。

そのため、ウイルスに感染するたびに、それぞれのウイルスに対する抗体は作られるのですが、違う種類のウイルスが来てしまうと感染してしまうのです。

 

ちなみに赤ちゃんは母親からもらった抗体があるので、生後半年ほどは風邪をひきにくいのですが、その期間を過ぎると風邪をひきやすくなるそうです。

子供のころに風邪をひきやすいのは、様々なウイルスに対して抗体ができていないからであり、

成長しながら様々な感染症にかかることで、徐々に風邪をひきにくくなるのです。

 

今回は身近な風邪についての話をしました。

最近は気温の寒暖差が大きく、また受験生はストレスが溜まって免疫力が下がっている可能性が高いので、風邪の対策をしっかりして勉強頑張ってください！！

 

医学部ではこのようなことを日々学んでいます。

また、東進では年に２回、医学部模試を実施しています！

実施する際にはまたお知らせします！

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