皆さんこんにちは(^^♪ ITTO白岡校の教室長の酒光です。
コロナウイルスの話も日に日に少なくなっていっていますが、まだ脅威は去っていません。しっかりとうがい手洗いをし、健康管理に気を付けていきましょう!
さて、コロナウイルス休校明けから土曜日の授業が増え、夏休みが短くなり足りていない勉強時間の確保のための動きが盛んにありました。ゆっくりできる時間が減ったと不満を口にしている塾生も数多くいました。
夏休みが短くなり、土曜日授業を増やしましたが本来学ぶべき時間は果たして足りたのでしょうか?
答えはNOです。
下記の資料を見てください。
この資料は埼玉県教育局が行った、公立小・中・義務教育学校における「学校再開後の学習への取組状況等の調査結果」についての物になります。
http://www.pref.saitama.lg.jp/a0001/news/page/2020/1015-01.html
資料によれば、臨時休校で欠けてしまった時間数に比べ、補った時間数が多い学校もあれば、欠けてしまった時間数を補えていない学校があることも分かります。補った時間が少ないより多い方が良いので、2割程度の学校は勉強時間が例年より多くなっていることは非常に良い印象を受けました。しかし、欠けた時間を補えていない学校が2割りあり、学校のペースも速いため、理解が追いついていない生徒がいることもまた事実です。
では、欠けたままの勉強時間はいつ・誰が・どこで補ってくれるのでしょうか?
欠けた時間に子どもはあまり興味を持たないと私は思います。嫌いな勉強の時間が減って嬉しいと感じる生徒もいるでしょう。
しかし、欠けたままの物が補えず地域による学習格差が広がった世界で生きていくことは容易ではありません。必ずどこかで大きな壁にぶつかると思います。
今、最大限の努力をし地域格差の影響を受けない学習環境の確保が必要なのです。まだ大丈夫では既に遅いのです。
子どものことを第一に考えてくれる場所はここにあります。
是非、教育相談や進路相談などにお越しください。心よりお待ちしております。