― 実は“集中力”と勉強の話です ―
節分といえば恵方巻。
毎年「今年の方角はどっちだっけ?」と確認しながら、無言で一本丸かじりする、あの不思議な行事です。
そもそも、なぜ恵方巻は無言で食べるのでしょうか。
理由はいくつかありますが、「福が逃げないように」という言い伝えが有名ですね。
でも実はこれ、勉強にも通じる面白いポイントがあります。
人の脳は、話す・聞く・考えるを同時に行うと、どうしても集中力が分散します。
いわゆる「マルチタスク」が苦手なのが人間の脳です。
恵方巻を無言で食べる行為は、言い換えれば一つのことに集中している状態とも言えます。
勉強でも同じで、
「スマホを見ながら」
「音楽を流しながら」
「友達とLINEしながら」
という状態では、思った以上に頭に入っていません。
一方で、短い時間でも
「今はこれだけに集中する」
と決めて取り組むと、記憶の定着は一気に良くなります。
10分間の集中は、ダラダラ30分よりも効果的です。
節分の日は、ぜひこんなことを意識してみてください。
恵方巻を食べる数分間、スマホを置いて無言で過ごしてみる。
そのあと同じ感覚で、英単語や漢字を10分だけ集中してみる。
「集中するって、意外と気持ちいい」
そう感じられたら、それは立派な学習の第一歩です。
2月は入試や学年末試験とテストが多くある時期です。
行事をきっかけに、勉強のやり方を少しだけ見直す。
それができる2月は、実は学力を伸ばすチャンスの月なのかもしれません。
