紅葉

皆さん、こんにちは!ITTO和光南校の大柴です!

もう寒くなり始め、冬に差し掛かったなぁと感じています。 

今は枯れ始めてしまっていますが皆さんは紅葉など楽しみましたでしょうか?私は2週間ほど前に紅葉を見に行ってきました!

秋になると、街や自然は美しい紅葉で彩られていきますよね。色鮮やかな景色を見て心を休めたり、綺麗な紅葉を持ち帰って押し花にしたりと色々な楽しみ方があると思います。今回は、紅葉と勉強をテーマにしたアイデアをご紹介したいと思います!

① 紅葉狩り×理科

「なぜ葉っぱは秋に色を変えるの?」と疑問を持ったことはありませんか?


ざっくりと説明をしたいと思います。まず、葉の中には葉緑体があり、光・水・二酸化炭素を用いて光合成を行い、酸素と養分を作っています。葉緑体には色の元として、緑色の葉緑素=クロロフィル、黄色の色素=カロテノイドと2つがあります。普段は葉緑素の色が濃いために、黄色は隠れてしまっている状態です。

  • 色の変化の仕組み

秋になると日照時間が減り、且つ気温も低くなることでクロロフィルが分解され減少します。

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クロロフィルが減ることでカロテノイドが見えるようになってきます。

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紅葉などの樹木では赤色の色素であるアントシアニンが作られます。

その結果、黄色・赤色といった色に変化するのです。

  紅葉狩り×社会(歴史)

紅葉狩りを楽しむとき、少し視点を変えてみませんか?

  • 紅葉の名所と歴史

京都の嵐山や栃木の日光など、日本の紅葉スポットには歴史的な背景がある場所がたくさんあります。紅葉を楽しみながら、その土地の歴史を調べると一層深い学びになります。

  • 嵐山の「渡月橋」の名前の由来を調べてみる。 等々

紅葉狩りが一種のフィールドワークのようになり、歴史の面白さを体感できると思います。


自然を感じながら学ぶことで、頭も心も豊かになると思います。