皆さん、こんにちは!和光南校の大柴です!
まだ暑い日もありますが、9月も後半になり少しずつ過ごしやすい日が増えてきましたね!
読書・食欲・スポーツの秋などと言われることが多いですが、皆さんはどんな秋が好きですか?
今回は「お月見」についてちょっとした雑学をお伝えしたいと思います。
「中秋の名月(ちゅうしゅうのめいげつ)」は、美しい月を楽しむ日本の伝統行事です。
でも、なぜ秋に月をめでるのでしょうか?そして「満月=中秋の名月」ではないことを知っていますか?
- なぜ秋の月はきれいに見える?
秋の空気は夏に比べて湿気が少なく、澄んでいます。
そのため月の光がくっきり届き、特に美しく見えるのです。
「月が一番きれいに見える季節」が秋なのです。
- 中秋の名月=必ず満月ではない!?
中秋の名月は旧暦の8月15日の月を指します。
ただし、旧暦と現在のカレンダーにはズレがあるため、「満月の日」とは一致しないことがあります。
つまり、「十五夜=必ず満月」とは限らないのです。知っていましたか?
- お団子をお供えする理由
月見団子をお供えするのは「豊作祈願」。
お米や作物の収穫に感謝し、月に見立てた団子をお供えしました。
「まんまるのお団子=月の形」というのも、遊び心があって素敵ですよね!
今回の月に関しては、以下の教科に繋がりがあります。
理科的には「月の満ち欠け」「月齢」「地球と月の位置関係」を学ぶときに役立ちます。
国語的には、古典や俳句にたくさん「月」が登場します。例えば清少納言の『枕草子』にも「秋は夕暮れ、月のころはさらなり」と書かれています。
身近なものから勉強に繋げてみてくださいね!
