お世話になっております。加須本町校の小島と申します。
みなさんはよく、「みんな勉強頑張っているのだからあなたも頑張りなさい!」と言われることがあると思います。そのとき、「ホントにみんな頑張ってるの?」と疑問に思ったことはありませんか?
今回はそんな疑問への回答を、北辰の結果から見えてくるものと共にお伝えいたします。
北辰テストを受け、返却されますと、各高校の「志望者偏差値平均」というものが出ます。これには全体(第一~第四志望にその高校を志望している生徒の平均偏差値)と、第一(第一志望に書いた生徒のみの平均偏差値)の両方があります。この「志望者偏差値平均」の推移を見ていますと、あることに気づきます。
それは、「前月の第一志望者の偏差値平均よりも、今月の第一志望偏差値平均の方が高くなっている高校が多い」ということです。
例)鷲宮高校 10月北辰の第一志望偏差値平均:43.6
11月北辰の第一志望偏差値平均:44.6
春日部東高校 10月~:54.6
11月~:55.3
不動岡高校 10月~:62.0
11月~:62.5
ご覧の通り、前回の北辰テストの時より第一志望者の偏差値が高くなっていることが分かります。すべての学校がこのように上がっているわけではないのですが、多くの学校でこのような傾向が見られました。
このことからお分かりになるように、受験生たちはホントによく勉強を頑張っております。ですから、今の段階で目標偏差値に達していても全く油断はできないということです。また、偏差値が足りない場合には、周りの子以上に頑張らないと追いつけないということになります。
受験は定期テストのように学校内での競争だけではなく、見えないライバルとの競争にもなります。そのライバルたちは、みなさんが思っている以上に努力をしているかもしれません。公立高校入試(2/26)まで、あと100日を切っております。みなさんは「1日1点」上げるつもりで勉強に臨んでください!塾はみなさんのことを最後まで支援いたします。
最後までお読みいただきありがとうございました。