第5回北辰のアドバイス

お世話になっております。ITTO加須本町校の教室長の小島と申します。

今回は10/4に実施される「第5回北辰テスト」を受験する方へのアドバイスをお伝えします。

◎出題範囲とアドバイス

数学:中3で学習した「平方根」までが範囲です。ただし、「確率」は出題されません。また、最近学校で学んでいる「二次方程式」や、「y=ax2、二乗の関数」は出ません。そのため、大問3では一次関数か比例の問題が出ることがほぼ確定しますので、一次関数の式の求め方や、交点座標の求め方に関する問題が出題されやすいです。また、大問4では「合同の証明」が出ると考えられますので、合同条件(直角三角形も)の確認をしておきましょう。

英語:地域により教科書が違うためおそよの範囲となりますが、中3で学習した「現在完了」や「how to」あたりまでが出題範囲になります。最近学んでいる「現在分詞」や「過去分詞」は範囲外です。まずは現在完了の意味や形を復習しておきましょう。長文問題に慣れるためにも、「北辰のかこもん」をしっかりと進めましょう。その際、ただ解いて丸付けするだけではなく、解説についている日本語訳と本文を照らし合わせながら、一文一文の意味を確認してください。

国語:前回の北辰から問題の形式や配点が変わりました。特に作文が16点満点から12点満点に下げられ、書かなければいけない行数が減りました。その代わりに大問2の漢字語句の範囲に文章が入ったため、今までの時間配分では対応しきれない問題形式になったと感じます。「北辰のかこもん」を解く際には、必ず時間を計って、「自分はどのくらいのペースで解けばいいのか」ということを確認してください。ここはよくわからなければ、先生に質問をしてください。

理科:まず、中3の教科書で学んだ部分は出題されません!(遺伝やイオン、酸・アルカリと塩、力のつり合いなど) 出てくるのは中1・2の教科書に載っている範囲すべてです(電磁誘導は出ない)。勉強するときは、中1・2の教科書を使っていきましょう。「北辰のかこもん」を解く際は、「2019年度第5回」ではなく、「第3回まで」の部分を解くようにしてください(範囲が昨年度と大きく違うため)。

社会:地理は全部出ます。歴史は「第二次世界大戦の終わり」まで出ます。「戦後の歴史」は出ません。また、公民は今回も出題されません。 「北辰のかこもん」を解く際は、理科と同じく「第3回まで」を使用してください。何を勉強しようか悩んでいる方は、ひとまず「大正時代~第二次世界大戦終わり」までの歴史を確認しておくといいでしょう。「何が原因で何が起こって、そしてどうなったか」というところをまとめておきましょう。

長くなりましたが、以上が5教科の簡単なアドバイスです。最近は朝晩が少し寒くなってきましたので、体調に気を付けながら勉強を進めて下さい。また、困ったことがあれば先生に相談をして下さい。