こんにちは!表題にある通り、高校入試の
各学校ごとの選抜基準が発表されました。
これにより、志望校によってどのように
内申点の計算をするのか、内申の優遇が
なされるのかが分かります。
例えば、各種検定が学校によってどう評価
されるかを事前に知ることができます。
進学校でも英検・漢検・数検3級から
評価してくれる学校や、準2級以上で
ないと評価してくれない学校があります。
上尾高校普通科や伊奈学園総合高校は検定
の3級以上を評価の対象としていますが、
本庄高校や春日部女子高校は準2級以上しか
加点をしてくれません。
(決して上記の高校を批判している訳では
ありませんので悪しからず。)
最も大事な見るべきポイントは、各学校が
通知票の点数を学年ごとにどう重みづけを
しているかです。
例を挙げると、多くの高校は中1と中2の
通知票を同じ割合で点数化するのに対し、
中3のものはそれらより2倍の点数配分で
評価する形式を取っています。
一方で、伊奈学園は中1と中2の通知票は
同じ割合で点数化するのですが、中3のものは
それらより3倍評価する形式を取っています。
受験生によっては中3の成績がより大きく評価
された方が有利になる方もいれば、反対に不利
になってしまう方もいます。
ですので、自分が行きたいと考える学校が
どのような内申計算をするかは注意深く見て
おきたいところです。
もちろん、不利になってしまいそうだから
諦めた方がいいという意味ではなく、入試
本番で取るべき点数が例年の合格点よりも
高く取る必要が出てくるかどうかを見極め
る時の判断材料にしてほしいということです。
いずれにしても、どの高校も中3の内申を
一番大切に考えて評価をしますので、
中3の内申は何としても良い数値を目指して
この夏で準備をしていきましょう!
細かい部分で分からないことがありましたら、
専門家である我々にどうぞ質問をして下さい。
塾生の方でしたら、より詳細に点数化のシミュ
レーションを行えますし、これから塾をお考え
の受験生の方でしたら、お問合せ頂ければ、
我々が責任を持ってご説明いたします!
埼玉県の入試は「貯金積み立て型入試」と
呼ばれ、各学年の頑張りが後の受験を後押し
してくれます。中1・2の皆さんも未来の自分
のために学習の貯金をしていきましょう!